我が家でキャンプを始めるにあたって家族4人いるとそれなりにハードルが高かったのですが、2年くらい続けてやり方が分かってきたのでそこで得た知識を紹介したいと思います。移動手段、住居(テント)、グッズ、料理、キャンプ場選定などがポイントです。
車どうする問題。大量の荷物と人をどうやって積むか。
まず移動手段ですが、家族全員がバックパックを背負って電車で移動というのもできなくもなさそうですが基本的には車になるかと思います。その際問題になるのが荷物。これはルーフバッグを使うと大幅に快適になるのでオススメです。SUVでなくてもキャンプできるようになります。
ファミリーが泊まれるテントを用意
家族4人で泊まるとなると2ルームタイプが選択肢になってきますが、コスパ的にオススメなのはコールマンです。
半端なサイズを買ってしまうと買い直すことになったりしますが、安めであればそれで試してみるのもアリではあります。
グッズはいきなり全部揃えず、徐々に買い足す
その他のグッズを揃えていくわけですが、ロールプレイングゲームのように徐々にレベルアップしていきましょう。具体的には以下のようなステップです。
- 椅子を持って行って座る(チェアリング)
- カセットバーナーでお湯を沸かしてカップ麺を食べる。
- タープを立てて、テーブルを置きリビングを構築する(デイキャンプ)
- 焚き火台と薪、ナイフを購入して焚き火をする。
- テント、シュラフ(寝袋)、マットを購入し泊りキャンプをする。
- 料理環境を充実、照明環境(ランタン)を充実。就寝環境充実(マットを厚くする、寝袋をレベルアップ)
- 灯油ストーブを購入して冬キャンプ。
- 連泊キャンプ。
というような感じ。百均で買えるものはまず百均で買いましょう。
椅子はとても重要で人数分必要になってきます。中華ブランドを活用していきましょう。
デイキャンプから手軽に始めてステップアップ
荷物を徐々に揃えるためにはまず、デイキャンプからやってみるのがよいです。キャンプの先輩がいたら誘ってもらって手ぶらで参加させてもらうのも良いでしょう。
「モンハン」みたいに徐々にレベルアップするのが良いです。
まず最低限のギアを用意して、近場にデイキャンプなどでデビューをします。それで一通り楽しめて、もうちょっとこうゆうのほしいなと思ったり、まわりのキャンパーたちのよいグッズをみて欲しくなり、キャンプから帰ってきたらそれを注文します。届いたらそれを使うために次のキャンプを予約し、前よりも快適なキャンプができるようにレベルアップし・・・という繰り返しのループでどんどんハマっていくのが理想的です。
ここで大切なことは、グッズは揃わなくても楽しめるということです。良いグッズ、高級なグッズというのはたくさんあって上を見ればキリがなく、キャンプ地では「マウント」みたいなものが気になったりするかもしれませんが、それを気にする必要はありません。キャンプは自由なのです。
最低限の装備で現地に行き、カセットコンロでお湯を沸かしてカップ麺を作って食べれば誰でも優勝できるのです。この価値観を教えてくれたのは「ゆるキャン」でした。
「ゆるキャン」を皆で見てキャンプへのモチベを高める
このアニメはAmazonプライムで見ることができて、実写版とアニメ版両方面白いのでおすすめです。このアニメを見ることで自分自身はもちろんですが、配偶者、子供も「キャンプ楽しいかも?」と思ってもらうと行きやすくなります。実際にやるときも「これリンちゃんのやつだね」とか言って共通の話題として楽しめます。
またゆるキャンの聖地を巡礼するという楽しみも得られました。
今までに、四尾連湖、本栖湖、ふもとっぱらを巡礼してきました。いずれのキャンプ地も大変に良いものでした。
ファミリー向きのキャンプ場は?
デイキャンプで慣れた後は宿泊としてどこに行くかですが、料金は家族の人数分で料金が上がるところとそうでないところがあり、後者の方がお安く泊まれる場合が多いです。コスパ的にもファミリー的にも最高なのはふもとっぱらです。
が、ここは最高すぎて他のキャンプ場に行けなくなる可能性があるので、最初のうちはどこでもいいと思います。少しずつステップアップしていくのが一番楽しめると思います。
料理はいかに「手抜き」をするかがカギ
キャンプに欠かせない要素、食です。これについて意識するといいのは「手抜き」をすることです。普段でも作らないような料理にキャンプ場でいきなりチャレンジするのではなく、冷凍食品とかカップ麺とか、袋から出すだけのサラダとかそうゆうのをスーパーで集めると現地で「これにしておいて良かった」と思うと思います。
そしてオススメの調理器具としてはマルチグリドルがあります。
鉄板を広げて囲むことができて家族で使いやすく、キャンプでない日々の料理にも活躍します。
家族と楽しむためのグッズ
初めはキャンプに行くだけで大イベントですが、慣れというのは恐ろしいもので、子供も退屈しだしたり、行きたくないと言い始めたりする可能性があります。キャンプ地を楽しむグッズは簡単なものでも持っていくと良いです。
モルックは多少荷物になるので、フリスビーなどの遊具とか、夜テントの中で遊ぶためのトランプとか持っていくと良いです。
他人を気にせず好きなことをする
これはキャンプ芸人ヒロシさんが広めたソロキャンプという素晴らしい思想です。バーベキューなどのイベントは従来友達をたくさん呼んでワイワイやるものだよね、という考え方が多かったのですが、実際にやってみるといろんな調整ごとが大変だったり、気を使って好きでもない食材を焼いたり、余らせてしまったり、金銭関係でトラブったりみたなことが起こりがちだったのですが、ソロキャンプなら自分の好きなときに好きなものを買い好きなことだけをして帰ることができます。
自分はソロよりも家族という単位が主体ですがこれも同様に他のファミリーと行ったりすると色々気を使ったりするところが全く無いので、朝寝坊してもよいし、晩ごはん野菜を食べなくても良いし、化粧や服装などに気を使う必要もない気楽さがよいです。
帰りは温泉・サウナを楽しむ
お風呂をどうするかについて。1泊2日で1日目、設営をしてその日のお風呂をどうするか、コインシャワーが現地にあって借りられる場合もあればそうでない場合は近場の温泉にいくのが定番です。が、1日目はバタバタしてよるお酒も飲みたいとなるとその後の車移動が厳しくなり、翌日の帰り道で温泉によるパターンが多いです。私はサウナにハマっているのでサウナ付きの温泉をチョイスします。
といったところで、実際にキャンプをしたところについては他にも色々ブログを書いているのでよろしければご覧ください。
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