カローラツーリングでファミリーキャンプの積載は可能?

キャンプ・レジャー

我が家の愛車(と言っても親の)はトヨタのカローラツーリングなのですが、この車をきっかけにキャンプを始めて今や大活躍しているので、購入を検討している方向けにキャンプでどうなのかを紹介したいと思います。

先代よりも若干大きいステーションワゴン

現在のカローラは4種類のタイプがあり、セダン、スポーツ、クロス(SUV)そしてこのツーリングです。キャンプといえばSUVが真っ先に浮かびますがこの車はステーションワゴンタイプ。ワイド&ローなプロポーションが格好よく街乗りに最適な車といえますがキャンプではどうでしょうか。

室内寸法:室内長1,795㎜×室内幅1,510㎜×室内高1,160㎜
荷室寸法:奥行930㎜×最大幅1,464㎜×高さ655㎜(デッキボード下段時755㎜)
荷室容量:392リットル

まず荷室の容量には注意が必要です。

荷室:家族4人の宿泊キャンプは厳しい

我が家は4人家族なのですが、それでキャンプをするとなるとちょっと厳しいという問題があります。
以下の写真はバンガロー泊でテントが不要の比較的軽装備のキャンプの持ち物なのですが、

これでなんとか収まる感じになったのですが、これがテント持参のキャンプとなると

こんなことに・・・
座席の隙間のスペースにも寝袋やら着替えやらを詰め込んでなんとかかんとか収まったという感じになってしまいました。
そこで導入したのがこちらのルーフバッグ

詳しくは記事を読んで頂ければと思いますが、このルーフバッグの効果は絶大で、感覚的には荷室が2倍に広がるくらいのゆとりが生まれます。ルーフバッグには寝袋やマットなどの比較的軽くてかさばるもの、後部にはポールやアイアンテーブルなどの重量級を入れることでバランス良く積むことができます。
しかしこれがカローラクロスのようなSUVだったらどうかというと、結局家族4人の荷物はパンパンになってしまうと思います。ハイエースとかランクルとかのでかい車ならよいかもしれないですが、そうでなければルーフバッグを使う前提で考えればカローラツーリングはちょうどいいサイズと言えるかもしれません。

ソロやデュオであれば余裕

普段積めないものも積めるゆとり

ソロ/デュオとなると話が変わります。まず後部座席が空くので座席を倒すことで広大な荷室が得られます。また持ち物自体も減るので、ルーフバッグがなくても十分にゆとりがある積載をすることができます。バックパックキャンプでは難しい大モノ小モノもたっぷり積むことができて快適です。

実際にソロでカロツーキャンプしてみたのがこちら。

走行:家族四人と荷物をガッツリ積んでもへっちゃらのパワー

家族4人と荷物が乗ったら気になるのはパワーですが、乗ってみるとこれが思いのほか良いです。
高速道路で飛ばしてもエンジンが唸る感じはなくスイスイ。現地近くの坂道でもサクサク登ってくれて、運転してて気持ちが良いです。
ハイブリッドの燃費の良さとパワーが発揮されて快適なドライブをすることができますが・・・

車高の低さは現地で要注意

カローラツーリングはワイド&ローなプロポーションが格好いいのですが、キャンプ地でネックとなるのはその車高の低さ。

この低いのが格好いいんだけどね
写真ではわかりにくいけど擦ってしまって悲しみの撮影

キャンプ地へのドライブを初めて実際にしてみると、イメージとちょっと違っているところがありました。行く前は、
「高速道路から降りて徐々に道が険しくなっていって現地に到着」というイメージだったのですが実際に行ってみると、
「高速降りてからも意外とちゃんとした舗装道が続き、あれ?もう着いた?って感じでサクッと到着。と思ったらサイト内にいきなり急な坂道、細道がサイト内に現れる」っていう感じです。
この現地についてから自分のサイトに車を停めるまでの短い間、ここが一番やっかいです。

私自身もここで、急な坂道でフロント下を擦ってしまったり、見えない出っ張りでぶつけたりということをやってしまったことがあります。

なるほどSUVってこうゆう時に強いんだな、と実感しました。が、逆に言うとドライブのうちほとんどの時間では問題がないので、カローラツーリングのドライブ性能の高さでトータルは十分満足できています。SUVほど大型でない分小回りがきくというメリットもあります。

アウトドア映えはあんまりしないかも?

これは私の車のカラーリングが白ってところが大きい気がしますが、あんまりアウトドアシーンで映える感じはないかもしれません。

とはいえこの見た目は最近のトヨタ車の格好良さがあり(先代のカローラフィールダーはあんまり評判がよろしくなかった)十分満足しています。

ふもとっぱらに降臨

トヨタ車って全般的にカラーリングのセンスが微妙・・・に思うことも多くてその意味では白って一番無難で飽きが来なくて良いと思います。

車中泊は?一応できる

車中泊キャンプはどう?というところですが、サイズ的には一応できるはできるって感じなのですが、長身の人は頭にゆとりが無く、1人ならOKだけど、大人2人は厳しいという感じです。
我が家では小学生の子供2人を車中に寝させて、大人2人はテントというスタイルをやってみたことがありますが、子供は楽しんでグーグー寝ていました。
ここで1点要注意なのですが、鍵が閉まって鍵が外にある状態で内側から開けようとすると、防犯のブザーがサイト内に響き渡りますw 子供を寝かせて安全のため外から鍵をかけて寝ていたのですが、子供が起きてトイレに行こうとした時に鳴り響きました。明け方だったので周囲に対して気まずい感じになりました。その日のキャンプの様子がこちら。

アクセサリーコンセントのオプションがあると更に便利

オプションでコンセントをつければ電源なしサイトでも車の大容量バッテリーを使うことができます。といってもうちのカロツーにはそのオプションがついてなくて残念・・・購入される方はぜひつけることをオススメします。このオプションがなくても、車のエンジンがオンの状態であればUSB端子からであれば電源を取ることはできます。

結論:普段乗りとキャンプのバランスが最高

という感じで紹介してきましたが、結論としてはキャンプはソロデュオは超快適、ルーフバッグをつければファミリーもOK、それ以外の日常的なドライブも楽しいというところで、大変バランスの良いクルマなのでオススメです。

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