TOMOUNT ワンポールテント 4m TC レビュー

ファッション・雑貨

キャンプを始めて他の人のサイトを色々と見る中で憧れのテントの一つといえば、しろくまのマークの「ノルディスク:アスガルド」ではないでしょうか。

TC(ポリコットン)と呼ばれるコットン混生地の風合い、オフホワイトのおしゃれ感。ワンポールで広いワンルームの中で快適に過ごすイメージがあります。

アスガルドはちょっと手が届かないけど、的なやつほしいということでアマゾンで探すとやはりお安いのがあるではありませんか。

ということでこちらの4メートルのサイズを購入して使ってみたところ、思ってたんとちゃうところ、良かったところが色々あったのでレビューしたいと思います。

TCのテントは収納サイズもデカくて重い

こちら収納時のサイズ。TCのテントはまずナイロン地にくらべて大きくて重くなります。これでも4mのコンパクトサイズなので小さい方なのですが、手持ちで運ぶのは相当重く車の荷台にも相当スペースを取ることを覚悟しましょう。

設営は一人でも難しくない

実際の設営の様子。ワンポールなので設営は基本的にしやすいです。地面のペグをすべて打ってしまえばあとはポールを立てるだけで自立します。入口の部分にもポールがあるのでそれを立てたらあとはガイロープを四方に貼ってペグを打ちまくるだけです。若干ペグ打ちが多くて疲れますけどね。

このテントには折れ曲がりやすい普通の鉄のペグと、丈夫な鍛造ペグの2種類がついていて、基本的にグラウンドシート側は鉄ペグ、ガイロープ側には鍛造ペグを使います。半分とはいえ見栄えと丈夫さが変わってくる鍛造ペグがついているのは良いポイント。

グラウンドシートは必ず敷いた方がよい

地面に接する部分の生地はもちろんついているのですが、それと地面を接する外側にもう一枚グラウンドシートを敷いたほうがよいです。雨が降ったりしたときはもちろんですが、普通に一泊すると翌日は結露でびしょびしょになっています。

グラウンドシートはついていないので適当な四角いシートを買って八角形の形に合わせて内側に折り込む感じで敷くとよいです。

4メートルは思ったよりも狭い。ソロ向き?

奥にコット、手前にイスというソロスタイル。

設営完了。買うときに失敗したと思ったのがサイズ感。Amazonの商品紹介の写真を見ると家族4人でくつろいでいる感じのイメージで掲載されているのですが、実際のところは4人となると寝るだけでギリギリのサイズです。大人4人だと寝るのも厳しく子供2人なら行けるなというサイズ感です。

ただしソロキャンプ、デュオキャンプで使うとなれば話は別で、ソロだと寝室&リビングとして十分で、デュオだとリビングとして快適までは無理かもだけど、寝室としては十分に快適というサイズ感です。多人数の利用を想定するのであればひとつ上のサイズを検討ください。

シートを抜いて芝生スタイルもできる

地面の生地を抜いてしまってこのように芝生の上でくつろぐスタイルもできます。このサイトは芝がふかふかだったので気持ちよかったです。外したまま別々の状態でケースにしまうこともできますが、再度一体化させるとき前後左右、表裏の区別が付きづらく結構たいへんでした。

内部スペースの狭さには注意

ワンポールのデメリットは真ん中のポールがどうしても邪魔になるということと、壁の傾斜角がけっこうあるので、端だと頭が当たってしまうというところです。特に4mサイズの場合、中で立ってくつろぐのはほぼ無理で、座っていても高めのイスだと頭が当たってしまう感じです。ロースタイルのイスをチョイスした方がよいでしょう。

夜は電球を這わせて映えさせる

TCは遮光性が高くて断熱性も良い。薪ストーブ穴も。

TCなので焚き火の火の粉を気にせずテントの近くで焚き火を楽しめるのは良いです。もちろん中では焚き火できないですが。

一酸化炭素チェッカーはお忘れなく

この日は冬だったので灯油ストーブ稼働。TCなので断熱性が高く、ストーブを炊けばしっかり暖かくなります。結露ができにくいのもポイントです。

夏に使った場合はTCの遮光性の高さで比較的涼しく過ごすことができます。

薪ストーブは持っていないのですが、煙突穴がついているので注意すれば使用可能です。そうなるとかなり場所を取るのでほぼソロ用になるかと思います。

という感じで、憧れのTCベルテントスタイルをお手軽に楽しむのには良いかと思います。サイズ感だけ注意して用途に合わせて選びましょう。

ちなみに我が家では家族4人用には厳しいということがわかったので現在はこちらを使っています。

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