焚き火は楽しいものですが、やってて気になることの一つといえば「煙が煙い」こと。風向きによっては座っていられないほど。
そこでオススメしたいのが二次燃焼ストーブです。二次燃焼が起こると煙が燃えて火に変わってくれます。そしてめっちゃよく燃えます。
そんな理想的な焚き火台ですが、結構良いお値段がします。そして通常の焚き火台より複雑な機構な分、重たくてかさばります。
ここで救世主となるのがホームセンターのDCM。ホームセンターでは最近、コスパの良いキャンプギアをプライベートブランドで取り扱っていることが多くなってきて、この二次燃焼焚き火台もその一つです。これなら1万円以下で憧れの二次燃焼焚き火台をゲットできます。
二次燃焼焚き火台としてはコンパクト
二次燃焼焚き火台は丸い筒状の構造だったりするのが多いのですが、その形だと基本的にたためないのでサイズが大きくなります。大きいということは重いということ。なのですが、こちらの焚き火台は分解して3枚くらいの板状にまとめられるためコンパクトにまとまります。二次燃焼でない焚き火台と比べたら一回り大きく重くなりますがそれでもコンパクトです。
二次燃焼のしくみ
一般的な焚き火台は高温で熱された薪から発生した可燃ガスに火が着くことで薪が燃えますが、一部燃え切らない可燃ガスが煙となります。いっぽう、二次燃焼ストーブは煙となった可燃ガスに高温の空気を吹き付けて再燃焼させる構造となっているため、煙が出にくく、効率よく高火力を生み出せるのが特徴。
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というものなのですが、最初の焚付から燃えやすいわけではないので、そこは通常の焚き火台とおなじく頑張って火を軌道に乗せる必要があります。そこからストーブ全体を暖めるようにガンガン燃やしていくと、
内側に空いた穴から吹き出すように火が出てきます。これが二次燃焼状態。これが起きると今まで発生していた煙が燃えて火に変わってくれます。そうすると確かに驚くほど煙が出ない。そしてどうやらめっちゃ高温で薪が燃えていることが分かります。広葉樹の薪が針葉樹かと思うくらい勢いよく燃えます。つまり燃費は悪いとも言える。
五徳と網がついて調理もしやすい
五徳や網も付属していて上に乗せることで調理台として使用可能です。安定感があって調理しやすいです。ただし、ガンガンに燃やすと食材が一瞬で焦げるので気をつけてください。ある程度火が落ち着いたところから調理をする方がよいです。
高温で燃やし続けると薪が炭化してきて安定してくるので、そこから調理ができるとやりやすいです。
前を空けるとかまどモードに
片側の壁を取り外すとこのような形になり、竈のような形で使うことができます。こうすると薪がくべやすくなるメリットがありますが、何より熱が正面に反射してめっちゃ暖かいというメリットがあります。
二次燃焼が起こる面が半面になるのでその分燃焼効率は下がりますが。
夜のチルタイム。下の方に炭化した薪がたっぷりとできて、薪を減らしても長時間強い火が残ってくれます。
二次燃焼のデメリットは薪をめっちゃ使うこと
二次燃焼、メリットが多くて焚き火をさらに楽しめるのでオススメです。
注意点としてはめっちゃ燃えるので薪もめっちゃ消費するということです。針葉樹では秒でなくなりますので、広葉樹をそれなりの量用意することをオススメします。
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