ふもとっぱらと双璧をなす名キャンプ場にしてゆるキャンにおける最大の聖地と言えるのがこちらのキャンプ場です。アニメ、実写ドラマともに第1話でリンちゃんがチャリを漕いでたどり着いた本栖湖の浩庵キャンプ場。実際に行ってみると、ゆるキャンだからということは関係なしに最高のキャンプ場であることを実感しましたので紹介したいと思います。
予約はキャンセル狙い
予約はふもとっぱらと同じくオフィシャルサイトの専用フォームから行います。
例によって予約できる土日は常に満員になっているかと思います。が、ここで諦めずキャンセルを狙いましょう。浩庵キャンプ場も前日までキャンセルが無料で可能となっているため、直前になるほどチラホラとキャンセルが発生します。こまめにチェックしていれば空きが出るのでそこをすかさず予約です。
家族4人の料金は
料金体系は細かく決まっていて、我が家の場合の一例で書くと
土日、日中のチェックインで
大人900円×2
子供600円×2
テント1200円
車1200円
=5400円
という感じ。こちらも一般的なキャンプ場と比較してコスパは大変良いです。
買い出しはどこでするか
ここに限らず富士五湖周辺のキャンプ場の買い出しはフォレストモール富士河口湖が鉄板。マックスバリュ富士河口湖店で買い出しをします。店内は完全にキャンパー向けにシフトしているので魅力的な食品が並んでいます。
本栖湖へのアプローチでテンション爆上がり
本栖湖へは向かう途中からすでに景色が良いです。ゆるキャンの第1話のようにトンネルと抜けると、富士山とともに本栖湖を見下ろす高台からのロケーションが開けます。このアプローチでテンションは爆上がりです。
真の湖畔キャンプビューの場所取り
今まで海キャンプ、川キャンプ、林キャンプなど色々なサイトに行きましたが、実際に行ってみると思ってたんと違うということがあったりします。具体的には海キャンプと言っても大通りを隔てていてサイトから海が見えるわけではない、とか。
それはある程度仕方ないことなのですが、せっかくならキャンプ場からその景色を楽しめたらいいのにと思うことがあります。
その点、浩庵キャンプ場は
湖の真横すぎる景観！ その気になればいつでもダイブできるレベル（実際テントサウナの水風呂として使ってもいいらしい）
皆思い思いのサイトを構築して楽しんでいます。
ひとまず場所確保。フリーサイトなので場所取りはなかなかの競争になりますが、前日レイトチェックアウト（17時）の方もいるので、遅めの撤収をされる方がいたらそこを狙うとよいです。
この湖畔直結の場所は本当に最高なのですが、１つ注意点があって、湖に向かって結構な急傾斜があるということです。テント内の水平を取るのが難しく、寝ている時に転がり落ちてしまうレベルに斜めっていました。対策としてはコットを使ったりするとよいですが、人数分揃えるのはちょっと大変。子供はたいていの環境でもグーグー寝てくれるのですが大人は特に注意です。
サイトの中からも本栖湖＆富士山をバッチリ拝める。最前の場合は他のサイトがないので景色を独占できます。サイトは湖畔に沿ってかなり横長に広がっていて、最前が取れなくても後ろの列や高台になっているところにもサイトがあり、本栖湖と富士山はしっかり拝むことができます。
焚き火してマシュマロを焼くなどして過ごす。景色もフレーバーに加わります。
ゆるキャンの聖地巡礼
ゆるキャンの中でも特に印象に残るキャンプ場なので聖地巡礼と行きたいところ。
到着すると「例の」管理棟がお出迎え。キャストの方々のサイン色紙なんかもあり。
そして少し歩くとなでしこが寝ていたベンチ。とりあえず寝てみるよね。
宵の訪れ。湖畔の夜は明かりが湖面を反射して、焚き火の音が静かに響きわたり雰囲気が最高です。ここも周囲に大きな車道はなく夜はとても静かです。
焚き火の色つけるやつ楽しいけど、調理をする時に使うと美味しそうに見えなくなるから気をつけろ。最近は料理が面倒くさくなってきて我が家で定番なのは海鮮丼。ご飯を炊いて刺し身をの乗せるだけ。旨い。
翌朝のご来光
夜明け直前。朝日を見たくて皆で起床。今日は富士山バッチリだ！
ご来光！ 満足したのでもう一眠りします。
標高は高いのでしっかり防寒を
この日は4月の上旬でした。日中は日差しもあり半袖で過ごせるくらいに暖かかったですが、朝晩はガッツリ冷え込みます。石油ストーブなどしっかり暖房対策はしていきましょう。
名残惜しくもゆるやかな撤収。レイトチェックアウトでない場合、10時チェックアウトなのでなかなか忙しいです。
浩庵キャンプ場近くの温泉は？
本栖湖を堪能した帰りは温泉。本栖湖から西湖のほとりまで移動していずみの湯へ。もう一つの富士五湖である西湖の方も景観がよくドライブに最高です。1回のキャンプで「2湖」楽しめます。
その近くにあったオムカレーのお店でフィニッシュ。
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