Switchプロコンのスティックがおかしくなったのを自分で修理する

ゲーム

Switchのプロコンを使っているとスティックが勝手に動く「ドリフト現象」が発生することがあります。これが起き始めるとずっと直ることなく、ゲームの種類のよってはまともに遊べないということになってしまいます。

新品は大変高価ですし、任天堂に修理を出すにも時間もお金もかかります。
ということで自力で直してみたいと思います。この現象が起きる多くの原因はスティックに入ったゴミなので、これを取り除いてあげれば直ります。

ホコリを取り除くためには分解をします。分解にはドライバーが必要ですが、このネジが従来のネジより小さいものでできているので、精密ドライバーが必要です。
そこでダイソーで売っているこちらを購入しました。
精密ドライバーセット(20本、ケース付)
※後述しますが、このタイプだと工程の一部のネジ外しに問題があります。

いろんな先端がありますが、必要なのは+でサイズが小さめの1種類だけです。

まず、グリップの先端に1つずつあるネジを外します。初めてやるときは結構硬いのでしっかり力を入れて回しましょう。中途半端な力でやっているとネジがバカになってしまうこともあるので注意。

グリップのカバーを抜くと次に4つネジが現れるのでこれを外します。
そうしたら背面のクリアパネルの部分をパカッと外すことができます。

カバーを外すとさらに5つのネジが現れるのでこれを外しますがその前に、

真ん中にあるバッテリを外します。ここから5つのネジを外していきますが、

ここのネジが、ダイソーのこのタイプだと細い穴に柄の部分が引っかかってしまい回せません。

家にあった別の柄が長いドライバーを使います。なら最初からこれ使えよって思うかもしれませんが、こちらはネジのサイズが通常サイズのものなので、ネジ山の噛み合わせが若干微妙です。頑張れば外せないことも無さそうですが、精密ドライバーがあったほうがやりやすいです。

ダイソーでは下記のような柄の長い通常タイプのドライバーが売ってますのでない場合はこちらなどを購入してください。
ドライバーセット6本 ケース付

無事外せたらパカッと開きます。このとき、両者をつなぐテープ状の配線がありますので、引っ張りすぎてちぎらないように注意してください。よほどひっぱらないとちぎれないとは思いますが。

スティックのキャップを外します。この中にゴミが溜まって誤動作を引き起こしています。
ここにブロワーなどを使ってホコリを吹き飛ばします。口でフーフーすると唾が入って、ショートや錆の原因になるのでくち以外でやりましょう。エアダスターなどがあるとよいです。むき出しになったスティックをぐりぐりして角度を変えてホコリが残ってないかを確認します。

きれいになったら、工程を逆戻りして元の形に戻します。

勝手に動いていたスティックが全く動かずピタッと止まるようになりました。これでしばらくは大丈夫ですが、遊んでいるうちにまたホコリが入って同じ現象は起こるので定期的なメンテナンスが必要になるかと思います。

ジョイコンの方はプロコンよりも分解のハードルが高いのでその意味でプロコンを使い続けたほうがよいですね。まさにプロ向けコントローラです。

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