行ってきました。最高でした。
めっちゃくちゃなセットリストでした。いい意味で。
座席が1階席の左端で、過去のライブの中ではかなり前方だったので大興奮しました。
- STRONGER
- Hattrick’n
- ビルマニア
- ROCK STAR
- 紅くて咲こうとした恋の
- 迷信トゥゲザー
- MUDDY WATER
- 審美眼ブギ
- 母いすゞ
- 人それぞれのマイウェイ
- TOKYO NORTH SIDE
- Route69
- MUSIC
- 点描のしくみ
- Step Up Rock
- You Can Believe
- パール
- (Everybody is) Like a Starlight
- クリア
- Love & Peace
- FINAL COUNTDOWN
- ボンボヤージ
STRONGER
こう来たか!やられた!まず吉井さんの声に圧倒される。歌詞がまさに「これからライブをやるから僕をよく見て。この瞬間を焼き付けて」であるからこんなにライブの頭にやる曲として相応しかったんだという驚きと納得w
そして次の曲はおそらくハットリくんのはず。「ハットリくんはSPARKに似てる」なんて吉井さんがインタビューで言ってたりしたところで私の脳内吉井データベースがアラートを出した。
NHKホールでこのピアノベースの歌い上げる曲からのSpark的な激しい曲への流れといえば・・・「野生の証明」じゃないか!! これ狙ってるに違いない!!ですよね吉井さん! ハットリくんの前に「ようこそ(ドヤ)」言うんじゃないかとヒヤヒヤした(してない)
Hattrick’n
ということでこの曲に雪崩れ込む。爆音の1曲目ということでこちらも食らいついていくような感覚。スリリング。NAIからのSPARKのようにも聴こえ吉井のセトリマジックを実感。
ビルマニア
アルバム順に来るかも?と予想していたがこっち来た。抜群の安定感。客もノリ方は心得ている。一気に会場が一つになる。
ROCK STAR
そしてこれ。イントロのリズムパターンで「もしや?あれ?マジ?」というざわつきからの「アイ!」きたー。音がどうだったかというよりもとにかくこの曲が聴けた喜びでテンションマックス。
ここでブレイク。すでに感無量。MCあっさり目。
紅くて咲こうとした恋の
イントロ、ゴールドのレスポールの乾いた音を吉井自ら鳴らしてスタート。良い。新曲はアルバムで聴いてすでに十分な完成度だと思ったが生で聴くとそれを超えてくるのがこの御方。声の説得力。艶感がやばい。間奏でもレスポールを丁寧に鳴らす吉井が印象に残った。
迷信トゥゲザー
前曲終わりよしふみのドラムアレンジで繋いでこの曲へ。座席が1階のジュンゴ側だったこともありこの曲の「トゥゲザー」なベースラインをとても心地よく浴びることが出来た。この辺りから吉井さんのくねくね感のある動きが目立ってくる。なんだか、いい意味で脱力感のあるへなちょこ感w
MUDDY WATER
ここ最近のライブでもよく演奏されていて、育ってきている感のある曲。中盤のブレイクでなにやら不穏な動きをしていると思ったらアコギを持ち出す吉井。アコギ?ん?と思った矢先にあの曲のシャウト!
審美眼ブギ
ひえええええええ!まさかの!この曲が生で聴けるなんて! コロムビア時代の反骨精神の象徴的な曲。今やることにもまた意味があるなと納得しつつ。演奏面で目立ったのが鶴谷さんのピアノ。すっごくブギーなピアノがオリジナル以上にかき鳴らされている! 最後の「ライター!DJ!〜」のくだりを一緒に叫んで、「あぁもういいわ。今日最高だわ。」という思いを新たにする。
で、終わったと思ったら「ば!」と共にMUDDY WATERに戻るw あれ?さっきの曲は幻だったのかな?と思わせる粋な演出かもしれないw
母いすゞ
再びアコギを抱えこの曲へ。アコギを鳴らしてのこの曲というのが新鮮で、なおかつバックのサウンドもよしふみのアレンジがあったりして地味にオシャレ感が増してた。格好良かった。
人それぞれのマイウェイ
39108の曲をやる宣言を聞いていたのでやはりこの曲あたりかというところでした。特に目立ったアレンジはなかったかな。この曲もアコギを丁寧に弾いている印象。
TOKYO NORTH SIDE
来ました新曲。びっくりしたのが「がんじがらめのマリオネット」のところでPerfume的な人間プロジェクションマッピング! 吉井の体にぴったりとノイズ的な模様が乗っかる。ほんとにマリオネットになってる!この曲のテーマにぴったりな演出。サビを歌い上げる声、吉井の一番得意なゾーン、私たちの一番気持ちいいゾーン、至福。
Route69
新譜の中で一番好きな曲。アルバムで完璧すぎてライブでは聞き劣るんじゃないか?なんて邪推していましたがそんなことなかった。むしろ軽く超えてきた。「旅の終わりはー」というイントロから凄まじい情念の雪崩で俺の子宮が大洪水!子宮ないけど。なんだろう、すごく生で出されました。全身でぶっかけられました。曲終わりにこちらを見る吉井「どうだ?いいだろう?」というドヤ感があったように見えた。それくらいに最高でした。
MUSIC
この曲も最近のライブではよく演奏されている。ソウル・ブラック感のあるサウンドにジュンゴのアフロを思わず見てしまうw よしふみさんのバンドでお得意の「すっつー・すっつー」リズムも炸裂。
点描のしくみ
安定感。文句はない。盛り上がる。
Step Up Rock
老いパンク!これも素晴らしかった。老いどころか吉井のパンク魂が若々しくてちょっと甲本ヒロトに見えるくらいに熱のある動きでした。
ブレイク時の「ヘイホーレッツゴー!」って思いっきり叫んだがあれ?周りの人あまりシャウトしてない?もしかしてらなんて言ってるかわからない人結構いるのかも?あれはラモーンズのオマージュで「Hey! Ho! Let’s go!!」と言っているので知らなかった人は次回からよろしくお願い致します(業務連絡)
You Can Believe
からのキラキラくねくね。新曲は全部良かったが、この曲はまだ伸びしろがありそう。
パール
そしてまさかの! ピアノアレンジとかちゃちなもんじゃ断じてねぇ。ド直球のパールを見たぜ。「不自由と嘆いてる自由がここにある!」という叫びにStep Up Rockからの流れの若さを感じ、むしろこれ当時より若々しくハングリーな感じで歌っているんじゃないか、と思ったり。
(Everybody is) Like a Starlight
引っ張ってこの位置でアルバムリード曲。ここまできたらもう何やってもオッケーってくらい満足してる。吉井も満足してる感ある。ペンライト持ってこなかったことだけを後悔。
クリア
武道館では何度もやり直していたこの曲。あの時は歌が分からなかったけど、今回はちゃんと歌えた。歌ってみるとこの曲ほんと楽しい。本編最後の定番曲になりそう。
ここで本編終了。あっという間すぎる。
Love & Peace
驚きはないけど嬉しかった。特に変わったアレンジもなかったがこの曲はマスターピースなので問題ない。
FINAL COUNTDOWN
正直、やや食傷気味の曲ではあるがw、盛り上がるよねとりあえず。でも終わりを意識してしまって少し寂しくなる。
ボンボヤージ
最後はやはりこの曲。武道館でも初聴で鳥肌が立つほどよかったが今回はより熟成された味わいを感じた。おそらくこの曲は聴きこむ毎に、歌う毎に味が出てくるウイスキーのような曲だね。ライブで聴くのがとにかくよい。
全体の感想
旧曲が嬉しすぎる選曲だった上に新曲のクオリティ半端なく、間をつなぐソロ定番曲の安定度高く、ということで非の打ち所がない内容だった。アンコールにサプライズ的な曲が無かったのが多少残念ではあったけど。
そしてNHKホール1日目のセトリを見たら、オープニングのSTRONGERから始まるパターンは今回が初だったみたいで驚き。そしてイエモン曲にMOONLIGHT DRIVEが入っている!これ凄く聴きたい曲なんだよなぁあああ。今日のセトリも大満足だったけどね。
今後のセトリもパターン増やすとのことなのでフォーラム、福島行かれる方お楽しみください。私はライブビューイングかなぁ。
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