月9「デート〜恋とはどんなものかしら〜」が面白すぎる

久々に月9を観ています。主演が杏と長谷川博己っていう個人的に好きすぎる組み合わせで最高な上に脚本は「リーガル・ハイ」の古沢良太さん。

で、何がテーマかというと「デート」
月9ドラマの題材としてはどストレート過ぎるものなのですが、主人公2人が超クセモノ。

杏演じる藪下依子(29)は「心が無い」とまで言われる理系女子。
長谷川博己演じる谷口巧(35)は働かずに実家に寄生し文学に浸る自称「高等遊民」いわゆるニート。

すさまじく恋愛下手な2人がどうゆうわけか交際することになりデートを繰り返して結婚へ進んでいこうとする話です。

デートという題材で、この時期になんとクリスマスパーティの回があったりと、昔ながらのトレンディドラマのベタをなぞりながら、特異なキャラの主人公2人が違和感を作りまくっていくという構造になっています。後半に心地よい展開の裏切りがあるのがリーガル・ハイの恋愛版といった感じで流石です。

ニートをここまで肯定してくれるドラマって初めてみました。勇気づけられますw

脇を固める、杏の父役、松重豊さんや、杏の母役で既に亡くなっていて霊的な存在で登場する和久井映見さん、従来のイメージとギャップのある国仲涼子さんなどの存在も光ります。

オープリングにザ・ピーナッツの「振り向かないで」を踊る杏のスタイルが抜群すぎて、これだけでも観る価値はあります。

毎週月曜日が楽しみになりました。やっぱり月9は恋愛ものじゃないと。

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