Tumblrのポストは自動的にTwitterに流すことが出来ます。
Tumblrは楽しいコンテンツの宝庫なのでそれをTwitterのフォロワーにも見せることが出来てよいのですが、問題点もあります。
例えば
“1.「○○な話なんですけど」という出だしで話をセットアップする 「めっちゃ、驚いた話なんですけど…」 「そこまで気を使わんでエエよって思った話なんですけど…」…” http://tumblr.com/xmy3ek5bbr
posted at 15:22:04
“江戸の町人は7割が男、男が余って一生独身の奴らばかりだから風俗が流行 女はオカメでもモテモテなので、かかあ天下になりやすく不倫や離婚も多い 長屋の大家は住人のウンコを農家に肥料として…” http://tumblr.com/xmy3epv97x
posted at 00:43:47
こんな感じで流れた場合は、ポストの一部だけが表示されます。
ある程度内容の概略が分かり、興味を持った人がクリックするとある程度ボリュームのある続きを読むことが出来ます。
これは割といい感じにポスト出来ているケース。
一方で微妙な例は以下のようなもの。
Photo: galliano: http://tumblr.com/xmy3f6n3yg
posted at 16:40:17
何かしらの写真があるんだろうということは分かりますが、何の写真なのか一切ヒントがありません。基本的にTumblrは本人が面白いと思ったものをリブログしているわけですが、フォロワーの趣味は千差万別。猫に目がない人もいれば、全く興味がない人もいます。
クリックしてもらうという行為はとても重みのある行為なので、クリックした先には本人の期待に見合ったコンテンツが展開されないといけません。
そのため、楽しんで貰えそうな人にクリックしてもらうことと同じくらい、興味なさそうな人にはクリックしてもらわないことも重要です。
しかし、現状の自動ポストではその制御ができません。
“超サイヤ人金髪にした理由→髪を黒に塗んのがめんどくさかった” – VIPPERな俺 : 鳥山明凄すぎワロタwwwwwwwwwwwwwww (via dancing-girl) http://tumblr.com/xmy3ek6t08
posted at 15:24:52
これはもう内容が明らかなのですが、クリックしてもらった先に追記の情報が無く、そこからさらに1クリックしてもらわないと本スレにたどり着きません。これは面白いと思ってクリックしてくれたユーザーに対して負荷の高い構造になってしまっています。
このような問題が起きてしまう原因の一つはTwitterとTumblrの構造の違いがあるように思います。
仮にRSSリーダーを「品揃えのいいスーパー」、Twitterを「あの人のセレクトショップ」とした場合、Tumblrは「食べ物のおいしいところだけ口に直接放り込んでくれるお店」くらいの差があります。
Tumblrは流し読みして興味のあるものを見に行くというよりかは、その記事の引用なり写真なり、1番おいしいところを次々に食べつくしていくようなサービスです。それぞれのポストはTumblrにおけるTLであるダッシュボードに流れた瞬間に消費は終わっています。
ということで結論は
「TumblrはTLで見るものじゃない、Dashboardで見るものだ」
ということです。
なので、もうそろそろ連携切っちゃってもいい気がしています。
TumblrがTwiitterの次に爆発するのか?なんて言われたりしてますが、孫さんがTumblr始めないだろうし、企業がTumblrを活用する事例もさほど無いんじゃないかと思うのでこんなもんなんじゃないですかね。
今日も粛々とReblogするのみ。
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