Apple WatchのOS史上最大のアップデートという謳い文句のwatchOS 10。知らない人から見れば何が大きく変わったのかよくわからないレベルの変更なのですが、実際使う上では確かに大きな変更点があったので紹介していきたいと思います。
スマートスタック機能
一番大きいのはこの機能です。以前から似たような画面があったのですが、基本的なキーアサインからの変更がありました。デジタルクラウンを回すとこのような画面が文字盤の上にせり出すようになりました。
この画面では、
- アプリのショートカットボタン
- 天気予報
- カレンダー
- タイマーの起動
- 再生中の音楽のコントロール
などを表示することができます。
これによって
見た目重視の文字盤を使いながら、情報へのアクセスがしやすくなる
というのが大きなメリットです。今までは機能性を重視しようと思ったら、
このようなモジュラー系の文字盤一択になりがちというところがありました。スマートスタックがデジタルクラウンですぐに呼び出せるようになれば、
新文字盤でスヌーピーは色々なアニメーションが出てきてかわいいものだったり、クールで時刻の視認性が高い文字盤だったりを使ったり、
推し活的な文字盤にしたりなどしつつ、必要な情報へはスムーズにアクセスできるというのがwatchOS 10のポイントかと思います。
しかし情報へのアクセスは右手を使って回す必要があるので1クッション作業が中断してしまうことに変わりはありません。
そのため仕事時など機能性を最大限にしたい場合はこれまで通りモジュラーを使うのが良いかなと思います。
集中モードでオフ時には見栄え重視の文字盤を選びつつも機能性も保ちつつ使えるよってところかと思います。
他の操作としては通知の表示は今までと変わらず上から下にスワイプ、コントロールセンターの表示はサイドボタンを1クリックになりました。
地味だけどApple Watchでいちばん重要なのは基本機能の使い勝手なのでこの部分が改善したのは喜ばしいことですね。
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