「監視カメラシューティング・ディフェンスゲーム」スターフォックスガードが面白い

ゲーム

スターフォックスゼロとセットで発売されたこのゲームですが、以前より宮本茂さんのディレクションで制作が進められていた「監視カメラゲーム」がスターフォックスのくくりとして発売されたものです。単体では1500円でカジュアルゲームという位置づけですがWiiUならではのゲーム性となっています。

いわゆる「タワーディフェンスゲーム」の一種なのですが、画面には12台の射撃機能付き監視カメラ「プロテカム」の映像がリアルタイムに流れていて、タワーに向かって迫ってくる敵に向かってカメラを切り替えながら射撃して防衛するというゲームです。

カメラの切り替えは手元のゲームパッドに映し出された全体図からタッチしてスムーズに切り替えることが出来ます。が、手元を見ている間にも敵が迫ってくるという緊迫感で焦りまくります。

また画面には12台もの映像があるため、敵が迫ってきていることはわかっても「どこだ?どこだ?」と目を凝らしながら探していくのは大変です。このゲームは1人用ですが、周りでプレイを見ている人たちが「1番に来てる!」といいうようにアドバイスをして参加することでワイワイ楽しめる様になっています。

ゲームが進むにつれ、敵は様々な特殊能力を持ったものが現れ、カメラを壊されたり、煙で見えなくされたり、偽の映像を流されたり、盾で正面の攻撃を防御されたりとややこしくなってくるのですが、こちらもステージをクリアして「レアメタル」を集めることで敵をスローにしたり、壁を貫通したり、凍らせたりという特殊なプロテカムを入手することが出来ます。

やられてしまった場合にはリプレイで上空の視点から敵がどのように侵攻してきたかを確認し、カメラの位置を変更するなどの対策を練って再戦していくことになります。パニックに陥った時はゲームパッドの画面を見ると敵の位置が表示されており、それを頼りにすると危険な場所に即座に対応が出来るようになります。しかし、そのうちゲームパッドに表示されない敵も現れ・・・

シンプルで熱中度の高いゲーム性

プレイそのものはカメラを選んで撃つだけというシンプルさで、どこかファミコンゲームのような懐かしさもありますが、「エクストラミッション」というモードでは、限られた弾数で倒さないといけなかったり、別のキャラを守りながら進めないと行けなかったり、倒してはいけない敵がいたり、などのアレンジで飽きずに楽しめます。

スターフォックスゼロの合間に息抜きとしてプレイするもよし、このゲームだけ単体で購入して遊ぶもよしという感じです。

またこのゲームにはオンライン要素もあり、自分で敵の進行するユニットを構成したり、他のプレイヤーが構成したユニットと戦ったりといったことが出来ます。この要素は未プレイなので本編が落ち着いたらやってみたいと思います。

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