+Jが発表されたときに先行で公開されていたアイテムの1つだったのがこちらの白シャツ。ジルサンダーらしさを感じる1品で他の色展開もありましたが個人的に白がほしいと決めていたので無事買えてよかったです。
しかし今回Lサイズを購入したのですが、あとからちょっと大きかったかもと思いました・・・(ちゃんと試着室で試着したのですが、テンションが上がっていて冷静な判断力を失っていたというあるある)
「オーバーサイズ」と銘打っているので、大きめのサイズ感で着てもらうことを想定して作られています。そのためいつも着ているサイズを選んでも大きめに見えるようになります。
私は痩せ型なので通常Lだとちょっと大きめな印象になるのですが、今回オーバーサイズでLを選んだことで更に大きめの印象になりました。型によっては大きめを選んだほうがバランスが良かったりして絶対的な正解が無いので、しっかりと試着してどのようなバランスで着るのかを考えることが重要です。
YouTubeを見ていたらこれと同じサイズ型を女性で買っている人を見かけました。特に若い人、女性ではオーバーサイズのトレンドは強く、一方私のようなアラフォー男子が似合うサイズ感とはまた違ってきたりします。
オーバーサイズといってもただデカく作られているわけでなく、
袖を見ると先にいくにつれてぐっと細くテーパードになっていることがわかります。このように大きめに着てもだらしなく見えないように計算された形になっているんですね。
他のディテールを見ていくと、胸ポケットの下の部分には珍しくマチがついています。たくさん物を入れて膨らませてもおしゃれには見えないので、機能面よりも装飾的なワンポイントです。
そして前ボタンの上に布が覆いかぶさる比翼仕立て。スッキリとミニマルな印象を与えるジルサンダーらしいディテールです。
ジャケットの下にタックインして着てみましたが、ボタンが見えないことでドレス感がアップし、これはこれでありですね。
そして前の下の部分に切り返しがあるのがもう1つのポイント。こういった切り返しディテールはやりすぎると子供っぽくなったり安っぽくなってしまうものですが、ほどよい塩梅とスーピマコットンの高級感によってバランスが取れています。
両サイドの下の合わせ部分に+Jのロゴ入りのガジェット(補強パーツ)が入っています。耐久度を上げるとともにデザインのアクセントにもなっています。
襟部分は裏にボタンがある隠しボタンダウン。ここでもボタンを隠しつつ、襟がバタつかないように見せてくれる細かいこだわり。
前開きで着ても襟の形が崩れません。
さらに一番下のフロントボタンのループがちょっと開くような作りになっていて、止まりつつも裾が広がるような作りになっているのが面白いです。
ディテールにこだわりが詰め込まれておりこれが+Jかという逸品です。スーピマコットンという高級生地を使って3,990円という値段はユニクロ以外ではありえない価格だと思います。
使いどころとしては普段遣いとカジュアルめの仕事場で使っていこうと思います。
ボトムは黒スキニーで「宮本浩次スタイル」が一番簡単かと思いますが、黒スキニーは流行りすぎた反動で最近は若干着づらくなってきています。白シャツは何色にでも合わせられるので色々着回していきたいと思います。
また普段着をキレイめにドレスアップするのにも逆に仕事着にカジュアルさを出してドレスダウンするのにも使えそうです。
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