薄型テレビ、地デジが普及した次期に購入した東芝レグザたん。10年近くお世話になりましたが、電源ボタンが壊れかけたため、新しいテレビを購入することにしました。
このレグザ、ブラウン管から比べると圧倒的に薄くなり、HDのコンテンツが楽しめて画面も大きく十分満足していました。
しかし最近は液晶でも4Kの時代になってきているということで適当に物色していたところ、ふと目に止まった有機ELテレビを見てみると・・・
なんということでしょう、異次元の美しさではないですか!
HD→4Kに変わるインパクトは正直「近くで見るとたしかにキレイだけどね・・・」くらいの印象だったのですが、液晶→有機ELのインパクトは、アナログ放送から地デジに変わったときに匹敵するインパクトがあり、見るほどに有機ELだよね!いう思いになり、想定の予算の倍くらいになってしまいましたが購入に至りました。
メーカーは色々迷ってLGに。正直今まであまり良いイメージを持っていなかったメーカーですが、有機ELのパネルはソニーも東芝もEG製のを使っているらしい!そんな時代なのね・・・しかしパネルだけじゃないんですLGのテレビの良さは。
特徴その1:ケースがやたら薄い
ばばーん!って正面から見るとそんなに違いを感じないが・・・?
この側面を見よ。嘘でしょ?というくらいの薄さが有機ELの特徴。液晶の場合、バックライトというもので背面から光を照らすことで色を出していたのですが、有機ELは色の粒それ自体が発光するというしくみのため、バックライト装置が不要になりこれだけの薄型化ができるそうです。
とはいえ、スピーカーや端子、様々な機能を処理する機械部分が下の方にあるのでそちらにはそれなりに厚みがあります。この部分は先代のレグザに比べてよりぎっちりと中身が詰まった重さがあり、その理由がわかるポイントは追って紹介していきたいと思います。
薄さだけでなく画面の周辺の縁(ベゼル)部分も極限まで薄くできるので、
この通り全部画面!って感じになるので、先代のレグザからテレビ自体の大きさは少し大きくなったくらいなのに画面のサイズはだいぶデカくなります。
薄いベゼルと側面が高級感ある佇まいでインテリアとしての満足感もぐっと上がります。壁掛け設置をするのにもとてもよいでしょうね。そのうちやりたい。
特徴その2:黒がやたら黒い
そしてバックライトがなく色自体が光るという有機ELのもう一つの特徴は「黒の締まりのよさ」です。液晶の場合、バックライトによって黒の色に対しても多少なりとも明るさが出てしまうのですが、有機ELにはそれがないので、黒が「ほんとの真っ黒」になります。そうするとコントラストが鮮やかになり、映画などはもちろんのこと、上記のようなコンサートの映像などではスポットライトの光と暗部のコントラストがぎょっとするほど鮮やかです(写真では伝わらない)。
ちなみに最近はスマホも有機ELディスプレイのものが増えていますが、こちらも同様に本体が薄く(ただしスマホにはバッテリとか小さい中に詰め込まないといけないのでテレビほどには薄くならない)、発光しない黒の部分は電力を消費しないのでバッテリの省電力化にもつながるようです。私のiPhone XSはアプリのスキンを黒ベースにしました。
次は音について。
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