OS X Mavericks タグ機能の使い方を考える

mactag

ついに無料になった新しい OS X Mavericks。わりと地味めな印象ありますが、細かいところが色々パワーアップしているようです。
目につく機能としては「タグ」機能。Gmail等では「ラベル」と呼ばれているものあたる機能ですね。タグという概念は昔からあるものですが、概念を理解しておかないと使い道がよくわからないものです。 

フォルダと別の軸で分類できる

Finderには従来のフォルダという概念があり、コンピュータ上のあらゆるファイルはまずフォルダに分類されます。例えば個人用と共有用が別ディレクトリにある場合は、

Mactag02

こんな具合に格納したりします。
写真の中に更に茜の写真がまとまっていて、動画の中にも茜の動画がまとまっている状態です。

フォルダ構造というのは基本的に単一の構造しかとれないので、この構造で茜の動画・写真をまとめて見ようとした場合、フォルダを上がったり下がったりを繰り返すことになります。

ここでタグの登場です。それぞれのファイルに「茜」というタグをつけておけば、Finderの茜タグをクリックすることでタグ付けされたすべてのファイルを串刺しで閲覧することが出来ます。(上のイメージ)

さらにタグは1つのファイルに対して複数つけることができるので、ある茜写真には「ブログ」というタグを付けることで、ブログにアップした他のフォルダの写真と合わせて閲覧したり、「お気に入り」を集めたりと様々な軸を与えることが出来ます。

使用感は?

実際に使ってみましたが、タグ付けの作業はメニューボタンからは勿論、ファイルをまとめて左側のタグにドラッグ&ドロップで設定できたり、ファイルの保存時に指定する項目があったりと、OSに統合されているため使い勝手はよいと思います。

あとは使い手の工夫次第でしょうか。

いや待てよ。よくよく考えたら写真をiPhoto、動画をiMovieに入れていた場合、Finderからそれらのアプリ内のファイルを見れなくね?

このあたり、まだ慣れないんだよなぁ。使い方次第か・・・

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