見てきました。
彼らの背負っていたもの、得たもの、失ったもの、影響を受けたもの、影響を与えたものの大きさが伝わりました。
そして自分が憧れたロックスターの魅力を再認識することが出来ました。
技術面の話
まず音。
Ustreamでも監督の高橋栄樹さんが語られていたのですが、ライブ映像の音を編集するときに、カメラについているマイクが拾った音と、PAからのライン出力というものをどう扱うかというところで、通例ではライン出力から綺麗な音をとって映像に当てはめることで、音のディテールがわかるスタジオ音源に近い音にして完パケるところを、今回はカメラからの直撮りの音に近いバランスになっています。そのことでディテールは潰れる部分があるのですが、よりライブ感が高まっており、パンチドランカーのイントロのドラムの爆音でいきなりノックアウトされました。当時のライブが蘇ったような感覚を覚えました。
そして映像。
終盤ツアーの最終日の映像が流れるのですが、これはパンフレットのインタビューで語られていましたが、当時まだアナログで記録カメラもHDでは無かったものを最新の技術でHDへアップコンバート処理を行って編集されており、現在のHDの映像ソースまでは行かないですが、ワイドで非常にクリアな映像になっていました。
このファイナルの映像は当時からビデオ化され、たぶん3万回くらい再生していますがw 見違えるように美しくなった映像が衝撃でした。
ロックスターの栄光と挫折
しかし語られるエピソードのいくつかも衝撃的で・・・ロックスターも人間で、色んな試練が与えられるのだな、と。
劇中の4人の座談会で語れれていたように、まるで恐竜のように巨大で強くて突っ走って行って最後は絶滅してしまうというその生き様を垣間見た気がします。
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