「MCP」あらゆるサービスをAIが操作する時代

AI・Webサービス

個人的に最近AIブームが来ていまして、今までもChatGPTで質問するくらいはしていましたが、それ以上の活用できていませんでした。そこでふと思い立って色々YouTubeやXで漁ってみると思った以上に未来が来ているではありませんか。その中で特に注目すべきだと思った技術が「MCP」というものです。

MCPとは

MCP(Multi-agent Control Platform)は、多様なサービスやアプリケーションとAIを繋いでAIから操作できるようにしてしまう技術です。
2024年末にアンソロピック社が提唱したことで世界中のサービスがその規格に合わせたプラグインを提供し使えるようになってきています。

たとえばこのブログ、Wordpressでできているのですが、これにMCPを設定することでClaudeという対話型LLMのチャットを経由してブログが操作できるようになりました。

Claude経由でNotionを操作する方法【Notion MCP】 | TEMPブログ|Notionの使い方を発信
ClaudeとNotionの連携方法を初心者向けにわかりやすく解説。MCPとは何か、具体的な設定手順や活用例、タスク管理での活用方法、トラブルシューティングまで詳しく紹介します。

人間が見るようにAIが内容を見ることができる

繋いでしまえばあとは人間に質問するように何でも質問できるようになります。

すごくないですか。ブログの中の記事をみて、どんなことが書かれているブログなのかを返してくれています。例えば「どのカテゴリの記事が多い?」とか「1つの記事の平均文字数はどれくらい?」とか調べればわかるようなことを聞くと全部答えてくれます。Wordpressに文字数を数える機能はないのですが、AIがそれを調べて教えてくれるというわけです。

AIが考えて操作をしてくれる

見るだけではなく、作成ももちろんできるので例えば以下のようにテキストを打ち込むと、

記事を下書きで作ってました。ここで驚いたのはブログのカテゴリについては指示していないのに、内容をみて「グルメ」にチェックを入れてくれたこと!

気が利く優秀な部下に仕事を頼んだようなことが実現できています。

人間がやるとめんどくさいことをAIがやってくれる

他にもNotionのMCPを使ってみました。Notionについてはいくつか記事を書いてます。

私のNotionの中には今まで遊んだエンタメ作品を全部記録しようとしているデータベースがあるのですが、一つ一つの遊んだ日の記入をするのが面倒で空欄が多くあるのです。もしや?と思って聞いてみると、

できちゃった! AIは「口で説明できることは何でもやってくれる」存在ですね。

ということで「全部入れてくれ!」って指示してみたのですが、どうも上限があるらしく、3件ほど入力してストップしてしまいます。これは無料アカウントでやっているせいもあるかもしれません。これだけでも随分助かるのですが、一気に入れる方法は考えていきたいと思います。

繋いだサービス同士がさらに繋がる

で、MCPで繋がったサービスは、それら同士も連携してやらせることができます。

Notionの中にブログの記事化する前のアイディアをストックしているデータベースがあるので、それを指定してWordpressに送ってやれば・・・

送れてしまいました。そしてこのページが完成しましたw

やろうと思えばここから「もっと記事を膨らませて書き足して」とか如何様にも指示はできますが、あまりやりすぎると自分の記事の味がしなくなってくるので、そのバランスは重要です。

とりあえず誤字脱字は直してもらいました。

ということで無限の可能性が開けるMCP、これからさらに活用していきたいと思います。

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