行きました。音が良いと噂のKアリーナ。イエローモンキーのツアーのファイナルに参戦は個人的に始めて。Block.1の武道館は映画館で、Block2は東京ガーデンシアターで(まだブログ書いてない)、Block.3のNHKホールは配信を自宅で。そしてファイナルでございます。
ジャガー、スマイル、フォーシーズンズと来て、なるほどSicksですね、とおもったら初日のグッズに「1996」の文字。えっ? メカラウロコ7とか? と混乱し当日までSNSで曲バレは中盤のハイライトのあの曲だけ踏むもよくわからないまま当日を迎え・・・始まった曲は、
アヴェ・マリア
まじか・・・・野生の証明って・・・Four Seasonsやったのに野生の証明って!! どんだけ好きなの?俺も好きだよ! と急に抱きしめられてバカバカっ!と言いながら体が求めるような状態。
音楽のために作られたKアリーナという箱の密閉感、高音響を感じながら25000人が固唾をのんで見守る・・・からのっ
ようこそ!
SPARK
そうなのね、やっちゃうのね、わかったこちらも全力で行くわよと大盛りあがり。野性の証明はTrue Mindというビデオテープを高校生だったマハラダ少年は擦り切れるほど見てきた、ほぼ聖典と言っていいライブ、いやライブで見たことはないのだが、それが25年越しくらいに眼の前に展開されている感動、いや錯乱に近い状況。
Chelsea Girl
True Mind内のオフショットで、「Sparkのあと間髪入れずにChelseaにつなぐこと可能?」と若干たどたどしい言葉遣いでロビンがエマに聞いてリハーサルしていたこの繋ぎ、25年越しにも可能であった。Chalseaは他のライブでもちらほら見たけどやっぱりこのSparkのあとになだれ込むのが最高なのよ。
「あなたにも”ヒュイーン”あげたいー」をいただいて、最後はアニーの全く衰えのない鬼連打を浴びて昇天。
罠
あ、そうだこれアルバムのツアーなんだったともはや存在を忘れかけたが本来は新横綱級のアッパーチューンが、繋ぎっぽい位置に置かれていることがこのあとに真の横綱が控えていることを示している。
Tactics
この曲は復活の東京ドームでのコールアンドレスポンスが感動的であったが、今回も完全復活したロビンの声を確かめるように皆で丁寧なコールアンドレスポンス、と思いきや最後の1ターンに行く前にエマが先走ってイントロに突入!w
VERMILION HANDS
来ました。手のひらをブラブラやるフリがどんな塩梅だったか忘れかけているが皆探り探りブラブラ。アニーのドラムと向かい合って当て振りするロビンをしっかり拝んで満足。
This Is For You
この曲はとても聞きたかった。12弦でないギターを担ぐロビンとMCの内容からもう来るだろと確信。やはり来た。True Mindでエマのソロの裏で連打するアニーの幸せそうな表情がブラウン管越しに焼き付いている。そしてアウトロのロビンとエマの頭を撫で合うような掛け合いを静かに熱く見届けた。
Beaver
ここでこれかよ!と若干気が抜けるw 前回のブロックで本編最後に皆で合唱するのを見れて満足した感じがあり、アルバムのツアーであることをやはり忘れかけている私。
Make Over
この曲はライブを見るたびにどんどん好きになっていく曲。特にヒーセのブリンブリン感、四十八手感が印象に残る。そしてお兄ちゃんが引いた譜面を一生懸命叩くアニー。
天国旅行
はい来ました。SNSで踏んでしまったバレ曲がこれだったのだが、それでも野性の証明の天国旅行とまでは思わず混乱したまま当日を迎え。この曲に関して言うとTrue Mindには入っていなかったりするのだが、Red Tapeを同じく擦り切れるまで見ているのでどちらにせよ、という話である。
この曲は何を考えるとかどう乗るとかではなく、たただた直立不動で浴びるしかない。死生観を歌っているこの曲、病気を経て聞こえ方は変わるが、凄みは当然ながら増している。アウトのピアノ、今回は鶴ちゃんだけど素晴らしいプレイだった。あのアウトロの緊張感は凄まじくて、正直曲が最後までうまく行きますようにという心配の方が先立ってしまう気もするが、ぜひライブ音源を配信していただいてじっくり聞き返したい。
Four Seasons
からの! この曲はもうロビンの魂のシャウトがすごすぎた。ここまで行くのかロビン! 大復活どころじゃないぞという声に圧倒されました。「人様にコーヒーと迷惑をかけないタンブラー」グッズで出しておいて歌わんのかーい!という伏線がここで回収される。
ソナタの暗闇
あ、そういやアルバムのツアー(ry
東京ガーデンシアターでアニーとヒーセのソロパートから始まるやつを堪能したので今回はそれ無しではあったものの、安定の新横綱曲。「ベートーベン」のあとのブレイク時の完全なる無音がKアリーナに広がり、知らない現地のスタッフは驚いたんじゃなかろうか。
MOONLIGHT DRIVE
野性の証明ってことはこの曲やるんだろうなぁ!なぁ!と途中からこの曲のことが気になって仕方なかったのですが、やりました。それも月光のイントロから小芝居付きで! True Mindのロビン、金髪白シャツ紫パンツの3色コーデは世界遺産に認定していいと考えていますが、モニターの上に腰掛けた姿はとてつもない美しさと喋りのくだらなさ、そして車の話をしている当時のロビンは確かまだ免許を持っていない!w
しかし今のロビンは免許も持ってたくさん運転できるようになり、昔から車に詳しいエマに色々聞きながらグダグダになる光景と、「太陽から見たら月は常に満月だ」という理系ロマンな弟にどこまでもアニーらしさを感じ、月光のドライブへ。この曲は本当に大好き。サビの必殺メロディもアニーのパワフルなドラミングも、ブレイクで入るピアノも「じゃじゃじゃーん」もすべてが愛おしい。今日のライブ代はこの一曲でおつりがきた。
ラプソディ
東京ガーデンシアターではほぼ最前の左側にいたので映像演出が全く見えなかったのですが、この曲こんなにおっぱx前回な映像演出だったんですね。そしてヘタウマなまま洗練されていくロビンのオパオパダンス。ぶち上がる。
ホテルニュートリノ
ロングMC。この曲に込められた思いに染みる。「イエローモンキーの本編は始まったばかりです」といってくれたこと、わかっててもやっぱり嬉しい。1つ1つこのライブが味わえることが奇跡だと感じ大切にしていきたいとい思いを新たにして本編終了。
アンコール
CAT CITY
どうやらお披露目するっぽいとは聞いており、イントロのハードな感じと予告編の「ねこにゃんぱり」というヌケまくった感じだけ把握して全編を聞いたが、思った以上にハードでストレートなロック、これはエマの曲としては逆に新鮮に感じてとても良い! そして丁寧なおふざけ感満載の歌詞、と「にゃーん」というコーラスに爆笑。これは良い。アニメもろともヒットしてほしい。
SUCK OF LIFE
おサックの時間。この曲はやはり絡みが「無し、軽い、重い」のどのパターンが来るかということですが、まさかのマシマシMAXの濃厚な絡みが! いいもんを見させてもらいました。
JAM
今までのセトリの流れ的にこの曲で〆なのだろうと悟っていましたが、最初のサビから観客に歌わせて、ハンドマイクで歩き回るJAM、もうあなたたちの曲ですよと言わんばかりのモードは新鮮だった。野性の証明で見たそれとは全く違うステージを我々は見ている。我々は今日もイエローモンキーのライブが見れたのだ。そのことを観客とスタッフとメンバー全員で分かち合う幸せな時間だった。
アルバムが出てツアーが終わって一区切りがついてしまいました。しかし新曲も控えているし次のステージが始まっているとも言えます。
私のイエローモンキー推し活も始まったばかりです。
コメント