寒い時期にキャンプをしていて気になってきたのが「お座敷スタイル」。これを構築するために必要になるのが「こたつ」です。
ウッドロールテーブル
要するにこたつは「テーブルの足と天板の間に布団を挟んだもの」です。そのために脚と天板が分離されたつくりのウッドロールテーブルを買いました。
キャンプグッズの利点はコンパクトに収納ができるということ。使わないときは畳んでしまっておくことができます(それでもキャンプグッズが押し入れを圧迫してきていますが)
そしてこのモデルのメリットは本木目の風合いが良いこと。アマゾンで一回り安いものが売ってたりしますがそれらの多くは無垢材でなく質感が下がるので買うときは注意しましょう。
チャイハネのクッションになる裏ボアブランケット
これに布団があればこたつ本体は完成しますが、地面にも気を配る必要があります。そしてインテリアとしては見た目にも気を配りたい。ということで購入したのはトライバル・ジプシー・エスニックなテイストのアパレルを展開するチャイハネで大判のブランケットを購入。
【裏ボア】NOMADYブランケット MEGA(280×200cm)
ご覧の通り、パッカブル仕様のため収納時はクッションとしても使うことができます。こちらのサイズはXLサイズ。
寝袋を布団代わりに挟む
パーツが揃ったところで、先程のテーブルにLOGOSの封筒型シュラフを広げたものを挟み、
このように完成。家においてみると下に敷くのはもう一回り大きくてもいいかもしれない。
熱源は湯たんぽか電気カーペット
こたつの形にはなったものの、「どうやって暖かくするの」という話になりますが、1つは中に湯たんぽをいれるという方法。
湯たんぽは実際使ってみると一晩ずっと暖かさを保ってくれるくらいに冬キャンでは役立つのですが、こたつの中に入れるといまいち熱量が足りない感じはあります。足先を湯たんぽにくっつければじんわりあたたかいですが、こたつ内全体が暖かくなるわけではないという感じ。
もう一つの方法は電気ブランケット・カーペットを使うという方法。これは上の布団と合わせて入れるか、下のカーペットとして敷くなどやり方は様々ですが、当然ながらキャンプ地においては「電源」が必要になります。
家で使う場合はこのあたりはお手持ちのギアに応じて活用しましょう。我が家の場合は「床暖房をつける」という最終手段がありそうするととてもぬくぬくです。
テントにお座敷スタイルを構築
ということで準備が整ったので実践。今回は「長瀞オートキャンプ場」に大晦日に行ってきました。朝の気温はマイナス2℃!
このようにおいてみましたが、ここで重要なのが下に敷くものです。土の上にまずビニール生地のグラウンドシートを敷きます。そしてその上にクッションと断熱となるマットを敷きます。これをまだお座敷用には買っていなかったので、寝袋で寝るとき用に盛ってきている銀マット、インフレータブルマットを敷き詰めました。寝るときに移動させないといけないのでできれば専用に用意したいところですが、その分荷物も増えてしまうのが悩ましいところ。そしてその上に、肌触りと見た目のために買ったチャイハネのブランケットを敷きましたが、テント内は実際に広げてみると思った以上の広さでサイズが全く足りませんでした。これも別途持ってきている寝袋や毛布を敷き詰めることで代用。
どうにかくつろげるスペースができました。ここは電源なしサイトなので熱源は湯たんぽ。正直こたつだけで暖をとるのはかなり厳しく、別で石油ストーブが活躍することとなりました。
とはいえテントの中を靴なしでくつろげるスペースができるのはかなり快適です。
課題は下に敷くシートを充実させることと熱源。後者については電源付きサイトを借りるのが一番手っ取り早いと思います。
家でもこたつとして使える
ニトリで買ったモフモフのマットに座ってこたつDJ。
キャンプをやるやらないにかかわらず家の中で気軽にこたつを作ることができるのは、家族も喜びますし良いことですね。意外と手軽にできるのでオススメです。
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